北海道のタラバガニを最大限楽しみたい方におすすめのゆで方
北海道のタラバガニは大きさも、味も文句なしですよね。美味しいタラバガニも茹で方を間違えると、台無しになってしまいます。
・タラバガニの美味しい茹で方
初めから茹でタラバガニを購入しても良いですが、生の状態なら、色々な食べ方を楽しむ事が出来ますよね。生のタラバガニは冷凍の状態で自宅に到着するので、冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。
解凍後に茹でていきますが、茹でる際は、必ず湯が沸騰した所に塩を加えてから、茹でるようにしましょう。この際の塩の量は、湯1?に対して大匙3杯ほどで、舐めると海水位の塩辛さが目安とも言われています。
その中に甲羅を下にして、湯がかぶるように落し蓋をして、茹でていきましょう。茹で時間は30分を目安に茹でていきます。特大サイズのタラバガニや内臓を抜いていない場合は、10から15分ほど長めに茹でる必要があります。
・プロのアドバイス
家庭で大きなタラバガニを茹でる際に、甲羅ごと入れられる大きな鍋が無い家庭も多いのではないでしょうか?そのような時は、茹でる前にタラバガニを部位ごとに分ける必要があります。分け方としては、始めに足を根元から切り離し、関節ごとに切り分けます。
次にタラバガニのお腹側にある、ふんどしと呼ばれる部分をめくり甲羅を外します。最後に、足の付けの部分の身を取り外します。このように、順番に部位ごとに分ける事で、身を一切無駄にする事はありません。
また、茹でる際の塩加減が気になる人は、少なめの塩で茹でるようにしましょう。茹でた後に、味が薄い場合は、ポン酢やカニ酢などを付けて、美味しく頂くことも出来ます。
・忘れてはいけない内子と外子
産卵期のメスのタラバガニは、内子と外子を持っている場合があります。実はこの内子と外子は、絶品と言われており、タラバガニ通の人からは大変人気です。内子は、深紫や黒っぽい色をしている未熟の卵です。
こちらもタラバガニの身と同様、塩茹にしたり、塩漬けにするのが一般的な食べ方です。外子は、醤油との相性が良いので、醤油漬けやワサビ醤油を付けながら食べるのが、お勧めの食べ方です。
この内子と外子は時期によりますが、高値の付く高級食品です。タラバガニを購入する際には、内子と外子も注目しながら、購入してみてはいかがでしょうか?
このように、茹でる際の塩加減や上手な切り離し方をすれば、身を無駄にする事なく、美味しく頂く事が出来ます。また内子と外子などの高級食品にも、ぜひトライしてみてください。