花咲ガニを通販しました【お勧め店も紹介してます】
花咲ガニとは「幻のカニ」と称されます。70年代ごろまでは殆ど知られていない蟹でしたが、近年はその味と食べごたえのある食感が独特で通の間では密かに人気です。
北海道の根室の地名「花咲」から付けられた名前とされています。他にも茹でた際に真っ赤になるので花咲と呼ばれるようになったという説もあります。以下が花咲ガニの茹でた後の写真です。
トゲが鋭く、真っ赤に染まった甲羅が特徴的です。よくタラバガニと似ていると言われたり間違われたりするようですが、実際は全然違います。この際なので4大蟹を全部紹介したいと思います。それぞれの違いは一目瞭然です。
左の大きいのがタラバガニ、右奥がズワイガニ、右の真ん中が花咲ガニ、右の一番前が毛ガニです。それぞれ比べてみると違いがはっきりと分かりますよね?この違いだけでも知っておけば、普通の人よりは蟹通になれますよ。
通販で花咲ガニを取り寄せたい人は「かにまみれ」が人気でお勧めします。かにまみれでは「かにみそ保証」という商品もあります。花咲ガニも含め蟹の通販は「かにまみれ」がお勧めです。美味しい花咲ガニが通販できる数少ないお店です。
花咲ガニと毛がにの蟹味噌の違い
カニを味わうなら蟹味噌が無くてはダメという人も多いですが、なかなか美味しい蟹味噌に出会うことは少ないものです。そんな中で蟹味噌を味わえるカニとして人気なのが毛がにですが、花咲ガニも通の間では負けず劣らずの人気があります。
【花咲ガニ(左)と毛ガニ(右)の蟹味噌】
蟹味噌とはカニの脾臓と肝臓に当たるものです。カニが食べるものによって色が異なり、味にも違いが出てきます。毛がには貝や海藻類を食べて育つため、旨味が強くなります。花咲ガニは海草、特に昆布を食べるため、多少濃い緑のような色をしています(毛がには黄色っぽい)。
しかしその分旨味たっぷりで、蟹味噌を堪能することができます。毛がにに比べると少し緩いですが、茹でた身に付けて食べるのも美味しいものです。
ちなみに緩いというのは、液状だという事です。毛ガニの蟹味噌は固形状になっていてイメージしやすく言えば「ウニ」のような歯ごたえがあります。花咲ガニの蟹味噌は口に入れるとサラっと液状に広がる感じです。
ちなみに花咲ガニはタラバガニと同じ仲間で、ヤドカリの一種です。しかしタラバガニの蟹味噌はとても食べられたものではありません。
毛がにに比べると味噌が緩く固まりにくいので、茹でてしまうと流れて行ってしまうのも原因のひとつです。しかも流れた蟹味噌が原因で身の鮮度も落ちてしまうため、最初に抜いてしまうことが多いです。
【左が花咲、右が毛ガニ】
もちろんタラバガニでも新鮮なものならそのまま食べることができますし、味付けを工夫して加工すれば食べられないこともありません。
でも冷凍された古いタラバガニを食すのであれば、蟹味噌は食べないようにしましょう。やはり味わいは花咲ガニや毛がにより劣ってしまうようですね。蟹味噌目当てなら、やはり花咲、毛がにを選ぶようにしましょう。
ちなみに私は毛がにの蟹味噌のほうが好きですが、奥さんは花咲ガニのほうが美味しいと言っています。かにまみれで花咲ガニを取り寄せたときも、たっぷり蟹味噌が入っていました。
花咲ガニに含まれる栄養素とは?
美味しく食べられて栄養まで含まれているなら、これほど嬉しいことはありません。カニ好きの中でもファンが多い花咲ガニにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
まず、蟹は他の魚と比べても高タンパクで低カロリーという特徴があります。それでいて脂質や糖分はかなり低く、ダイエット中の人でも安心して食べられる食材ですね。
一般的には良質なたんぱく質を15%から20%も含むと言われています。特に花咲ガニは、タンパク質が豊富な種類に含まれます。
他にもタウリンやアミノ酸が豊富に含まれています。タウリンやアミノ酸は疲労回復にもいいと言われていますね。旨味成分であるグルタミン酸、グリシンが含まれているので、蟹が美味しいのは当たり前です。
また、花咲ガニの特徴といえば真っ赤な甲羅ですが、この赤色はアスタキサンチンというカロテノイドの一種です。アスタキサンチンは抗酸化作用があることが分かり、化粧品に配合されるようになりました。
花咲ガニの甲羅の色は特に鮮やかなので、アスタキサンチンの量も豊富であることが予想できます。このように花咲ガニをはじめとする蟹の種類は、栄養も豊富でダイエット中でも安心して食べられる食材ということが分かりますね。
写真の通り、花咲ガニを剥いてみると特徴的な見た目をしています。赤い斑点があり、タラバガニのように歯ごたえがあります。味は深く濃いのが特徴で、ついつい食べ過ぎてしまうのも頷ける美味しさです。
しかし、だからと言って食べ過ぎは禁物です。同じ食材ばかりを一気に食べてしまうとアレルギーを引き起こしやすくなります。特に甲殻類アレルギーを持つ人も多いので、体質を考えて食べるようにしましょう。
※このページで使用している花咲ガニの写真は全て「かにまみれ」で取り寄せたものです。