サワガニの安全で美味しい食べ方
多くのサワガニには寄生虫が寄生するので注意して調理をする必要があります。サワガニを安全に食べるために必要なことと、サワガニの美味しい食べ方をご紹介していきます。
サワガニの寄生虫はジストマと呼ばれる虫です。このジストマはウィルスではなく動物性なので70度以上の高温で死滅するのでサワガニはしっかり火を通すことが重要です。基本的には一番高温になりやすく安全な食べ方としてはサワガニを油でカリッと揚げると良いようです。絶対に生食はしないように気をつけてください。
また、調理した手で色んなものを触ってしまう前にサワガニを触ったあとはすぐにしっかりと洗ってください。サワガニを触った手で食器を触ってしまい、サワガニをしっかり加熱してもそれが原因でジストマの感染症状が出てしまうことも考えられます。
サワガニを加熱するといった点をふまえて調理をすればサワガニはうま味も多く、他のカニよりも泥臭くない点でも美味しいカニだと言えるでしょう。また、揚げると安全面だけでなく触感が良いことも挙げられますし、シンプルな塩でいただくのでサワガニの味がよくわかるのではないでしょうか?
他にも茹でたサワガニの口の部分を取り除いて甲羅を外し、ミキサーにかけて味噌汁にする料理もあります。
サワガニのコクが出るのでシンプルな具材でも普段とは違った風味の味噌汁を堪能できそうですね。甘露煮や酒蒸しなどもメジャーな食べ方なので是非チャレンジしてみてください。
私としてはサワガニを食べる事は好みませんが、飼育するのはアリだと思っています。お子さんの自由研究のネタとしてサワガニを飼育されたことがある人も多いでしょう。
サワガニは雑食で何でも食べてしまうので買いやすく、水槽に石を入れるくらいと非常に簡単です。ただ、室内での飼育となると悪臭を放つので向きませんね。