そのまま捨てるのはもったいない?かに殻の楽しみ方とは?
かに殻を使ったレシピはたくさんあるので、かに殻は捨てずに取っておきましょう。どれも簡単に作れる上に栄養も豊富なので、かにの殻まで丸ごと味わうことをおすすめします。
・ベーシックなレシピ
かにを購入したときは、しゃぶしゃぶや鍋をすることが多いと思います。その場合は具を食べ終わった後にご飯とかに殻を入れて、雑炊を楽しみましょう。かに殻は適当な大きさに割って入れてください。和風だしやしょう油、酒も一緒に入れて沸騰させ、卵をかければ完成です。
またかに殻で出汁を作れば、もっと色々な料理に活用することができます。例えば味噌汁や茶碗蒸し、ラーメンなどが挙げられます。かに殻は天日干しにすると甘みが増すので、時間があるのならば天日干しをしてください。
時間がない場合は、オーブントースターで焼いても大丈夫です。少し焼き色が付いたら水と一緒に鍋に入れ、少量のお酒と昆布を入れて沸騰させます。沸騰したらそのまま1時間ほど放置し、殻を取り除いて完成です。すぐに使わない時は、冷凍庫で保存しましょう。
・ちょっと豪華なレシピに大変身
パーティーやお祝い事があるときは、炊き込みご飯やグラタンなどちょっと豪華なレシピにチャレンジしてみましょう。炊き込みご飯は米と一緒にかに殻と水を入れ、和風だしとしょう油、酒などの調味料と一緒に炊飯器で炊けば完成です。
この時かに殻は細かく砕かずにそのまま入れたほうが、後から取り出しやすくなります。グラタンはかに殻出汁が必要になるので、あらかじめ上記で紹介した出汁を作っておきましょう。
まず玉ねぎを炒めたら少しずつ小麦粉を入れ、焦げないように炒めます。次に牛乳とかに殻出汁を入れ、沸騰しないようにしてとろみを出します。トロトロしてきたらかにの身を少しほぐして入れ、塩コショウを振って器に移しましょう。
後はオーブンで15分ほど焼けば完成です。器をかに殻にすれば、より一層可愛らしいグラタンになりますよ。
このようにかに殻でも簡単においしい料理ができるので、かには捨てるところが少なくてコスパが高いです。まずは簡単にできる雑炊などのレシピから挑戦してみましょう。