中国産の蟹は危険なのか?
衛生管理の杜撰さも数多く報告されるなど、中国四千年の歴史をも覆しかねないニュースも目にするようになっています。食の安全については危険を訴える声も実際に多く聞かれます。
中国産の蟹が危険だと言われるのには、ある理由があります。今中国では深刻な公害汚染も問題視されています。中国の食品は公害汚染の影響を受けている可能性も高いので、一概に単なる噂とは言い切れない部分もあります。
これは以前の日本にも同じような事がありましたね。公害問題はどこの国でも起こりうる事ですが、中国の場合は続々と工場の数も増えており、年々公害問題も悪化しています。
近頃では風に乗って公害物質を含む、PM2.5が中国から飛来する事で花粉症などのアレルギー症状の悪化も問題視されています。もちろん中国産のすべての食材が危険という事ではありませんが、現実問題としてスーパーなどでも産地をチェックする時、中国産のものは避ける人も増えています。
中国で蟹といえば上海蟹が有名ですね。しかし今の中国では工場からの化学物質が川に垂れ流し状態となっており、それが海にも流れ込むので川や海の色の変色や、大量の魚が死ぬといったように誰が見ても明らかに危険な状態となっています。
これは中国名産の上海蟹にも影響を与えていますし、中国の海で採れた魚にも影響がないとは言い切れない状態となっています。最近は蟹の通販も人気ですが、実際には中国産のカニを利用している業者も多いといいます。
もしも蟹を通販で取り寄せる場合には、産地もしっかりと確認しておくといいと思います。これを言ったら外国産のものはすべて信用できないようにも思えてしまいますが、そういう意味ではありません。
蟹で言うならロシア産やカナダ産の蟹は、上質で美味しい蟹が多いことから日本にも数多く輸入されています。身もぎっしり詰まっていて、大きい蟹も大味ではなくきちんと蟹の味がすると評判のものもあります。
日本では蟹といえば北海道のイメージも強いのですが、カナダ産やロシア産の蟹も北海道産の蟹に引けを取らないといいます。
中国産の食べ物全てが危険なので口にしないようにという意味ではなく、中国産の蟹に関しては確かに危険性を疑う声も上がっているので、食材によっては産地の確認と安全性の確認を各自で注意するようにしたいですね。